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老後は「ざっくり、行き当たりばったり!」がおすすめ!4つの楽な生き方

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60歳を過ぎたらゆったりした生き方をしてはどうなんでしょうか?

健康のためにしっかり早起きして、決まった時間にウォーキングしたり、規則的な生活はすばらしい。

しかし、年を重ねると規則性のある生活は結構つかれるものです。

そこで、老後の生き方について、禅のお坊さんから学んだとっておきの方法を紹介したいと思います。

禅のお坊さんが書いた本はためになった!

図書館でいろいろ本を借りています。

7月から借り始めて、もう30冊はこえてしまいました。

先月借りた本の中にあったのが「玄侑和尚と禅を暮らす」という目が飛び出る内容でした。

理由は、いままでぼくが老後の暮らしかたで考えたこともなかった発想だからです。

つまり、普通とは真逆な発想で生きる方法といえます。

玄侑和尚は、なんと芥川賞作家です。

「中陰の花」で125回(2001年上半期)受賞されています。

芥川賞一覧はこちら ➡  日本文学振興会

楽になる老後の生き方4選

さっそくどんな生き方なのか、ぼくがとっても興味を持ったところだけ5つ紹介します。

人はザル

ある老師の話がのっていました。

それをまとめると、人間はザルだといいます。

ザルは水を注いでもたまることなく流れてしまう。

しかし、繰り返しザルに水をそそいでいれば、いつしか、だんだん抜けにくくなるといいます。

理由は、そのうちザルに水垢ができてきて、だんだん抜けにくくなるという話です。

気の長くなるような話ですが、しかし、これは生き方が楽になります。

記憶が悪くても、学んだことを忘れても、その内、どこかに水垢の様に溜まって、残るかもしれないから。

自律性を信じよ

臨済禅師の話を1つ紹介しています。

「喧を厭い静を求むるは外道の法なり」

引用:「玄侑和尚を禅を暮らす」より

現代風にまとめると、規則を含めて環境に神経質になるより、どんな環境にも応ずる自律性を信じよ!

という解釈を、玄侑和尚はされています。

つまり、環境に左右されない自律性が楽な生き方になるようです。

サックリいい加減は自律神経が喜ぶ

玄侑和尚はこんなことを紹介しています。

決まりや計画が綿密であることを、決して自律神経は喜ばないと説明しています。

また、職場などでは、もっとザックリいい加減な方が見せ場も多く、張り切って元気になれるとも言っています。

決まりがきつかったり、緻密な計画は、どこか疲れてしまいます。

車のハンドルは遊びがあるから、運転が疲れないし、ゆとりも生まれます。

老後の生き方は、ザックリ、いい加減な方が楽になるかもしれません。

行き当たりばったり

人は、行き当たりばったりでも、それに応じられる自律性をだれでも持っているはずだと言っています。

旅行などは、緻密に計画してルートを決めていっても疲れてしまいます。

あの電車に乗らないと次の目的地まで時間通りにつかない、などと仕事みたいになってしまいます。

旅は、ある面で行き当たりばったりの方が面白いですね。

それはだれでも持っている自律性があるかですね。

老後は自律性があることに自信をもって、ザックリ、いい加減に生きると楽かもしれません。

老後はもっと楽に生きたいですね

ここまで「玄侑和尚と禅を暮らす」を読んで感じたことをまとめてきました。

諏訪中央病院の名誉院長 鎌田實先生のご意見も参考になります。

それは、政府は人生100年時代だから生涯現役で働くことを推進しているけど、それに乗ってはいけない!といいます。

老後は自由に、群れないで、束縛されずに孤独を楽しむことをアドバイスしていました。

たしかに、ここまで厳しい社会で生きてきたのだから、老後はザックリ、いい加減に、群れないで、束縛されずに生きることも選択の一つかもしれませんね。

すこし考え方が楽になってきました!


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